「キャップの貯金箱」運動
キャップの貯金箱運動とは
東栄住宅では各事業所でペットボトルキャップ回収活動を実施し、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」が行っている子どもワクチン支援活動に協力しています。この団体を通じて、発展途上国の子どもたちの元へ感染症から命を守るためにワクチンや医療物資が贈られています。
3つの社会貢献に通じています
- ワクチン寄付
回収したペットボトルキャップをリサイクルメーカーに売却することで得られる利益を、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」に寄付しています。この団体を通じて、ミャンマーやラオスといった南アジアや南太平洋の国々の子どもたちの元へワクチンやその他医療関連機器が贈られています。
- 障がい者支援
回収されたペットボトルキャップは、東栄住宅からNPO法人「キャップの貯金箱推進ネットワーク」を通じて国立市にある福祉作業所「天成舎」に送られてます。
そこでは障がい者の皆さんに異物除去作業のお仕事をしていただき「自分たちが社会に貢献しているんだ」という認識や工賃をお支払することで、分別業務を通じた自立支援にも役立っています。
現在、障がい者施設に依頼する仕事量の減少が問題となっていますが、その抑止となる役割も担っています。- キャップのリサイクル
プラスチックの再利用可だけではなく、焼却処分時に発生する二酸化炭素の削減、そして地球の温暖化防止にも貢献しています。
東栄住宅では、平成20年9月からこの活動に取り組み、およそ12万3、000個のペットボトルキャップを回収してまいりました。これはポリオワクチンに換算すると約155人分にあたります。(平成25年2月)
現在子どもの命を脅かす六大感染症(ポリオ、はしか、結核、ジフテリア、百日咳、破傷風)は定期予防接種の普及により、日本での発症例は非常に少なくなりましたが、途上国ではいまだ大きな脅威となっています。取り組み始めてから5年目をむかえ、社内でも身近な社会貢献活動として根付きました。引き続き、取り組んでまいります。