Person 想いをかたちにする人たち
Interview 設計職
分譲住宅を
設計するのではない。
デザインするのは
お客様の幸せな暮らし。
首都圏設計部(船橋)
My Career
2013
分譲住宅の設計を担当先輩社員の下について設計の知識やスキルを学ぶ。2年目から独り立ちし、棟数の少ない現場から設計を担当。
2018
育休・産休を経て復帰双子を出産し、1年ほど産休・育休を取得した後に復帰。現在は仕事と育児を両立し、時短勤務で主に実施設計の業務にあたっている。
Theme 01
「基本設計」と「実施設計」の
両方を手がけながらキャリアアップ。
私は入社以来、これまで分譲住宅の設計に携わってきました。東栄住宅の設計業務は、大きく「基本設計」と「実施設計」の二つに分かれています。
基本設計とは、いわゆる建物の企画を担う業務です。敷地に応じた間取りを設定し、リビングやキッチン、トイレやお風呂などの配置を考えていきます。そして内装についても、ふさわしいデザインを決めていきます。
一方で実施設計は、基本設計で立てられたプランを受けて、建物の外装や外構を考えてデザインしていくとともに、建築確認申請も担います。建築確認とは、建物の設計や敷地内の配置が建築基準法などにきちんと適合しているかどうか、行政と折衝して確認を受けること。この工程を踏まなければ住宅を建てることはできず、きわめて重要な仕事です。
当社では、この基本設計と実施設計をそれぞれ別のスタッフが担当しており、一つの物件に二人体制であたっています。ですから、他社と比べてきめ細かい設計ができ、また、それぞれ専門を深められる。私はそのどちらも経験し、設計者としてのキャリアを高めてきました。
Theme 02
住まう人への想いを存分に盛り込める
プロジェクトを経験し、大きく成長。
東栄住宅の分譲住宅は画一的ではなく、エリアに応じて特色のある住まいづくりにこだわっています。
基本設計を担当していた時は、物件を受け持つとそのエリアを統括する営業所長と議論し、自分なりに考えたプランを次々と提案。「このプランは良いね」と評価されて採用になった時はとてもテンションが上がりました。
設計者による社内コンペも実施されており、仲間と競いながら自分の力を磨ける機会もあります。以前に行われたのは、8棟現場のうち1棟の設計をコンペで選び、特徴のある開発をしようというプロジェクト。
残念ながらそのコンペには落ちてしまったのですが、残りの7棟を企画から担当させてもらえることになり、コンペの物件にあわせて「こんなつくりにすれば家族の交流が増える」とか「キッチンをこう配置すれば家事がしやすい」とか、自分なりのアイデアを盛り込んでいきました。それは住宅を設計するというより、お客様の暮らしを描いていくという感じで、とても楽しかったです。この経験をきっかけに、私は大きく成長できたように思います。
Theme 03
子供を持ったことで、母親目線での
住まいづくりにも取り組みたい。
自分が関わった物件が完成した後にその現場を訪れ、ご入居されたお客様が楽しそうにお子様と遊ばれている様子などを目にした時は、とても幸せな気持ちになります。私が設計した住まいがこのお客様の幸せな暮らしをつくったんだと、思わず胸が熱くなります。入社してからこれまで、私はそうした経験を数多く味わってきました。
東栄住宅の設計職の醍醐味は、早いうちからたくさんの棟数を手がけて、住まいづくりの実力をトータルに高められること。当社で経験を積んだいま、住宅業界ならどこに行っても設計者として通用する自信があります。
現在は時短勤務で主に実施設計を担当していますが、母親になったことで住宅設計に新たな視点が生まれました。独身時代には気づかなかった、母親目線、育児目線での住まいづくりなどを強く意識するようになり、是非それを今後の設計に反映させていきたい。この仕事は、家庭や子供を持つことがむしろプラスになると思いますので、これから設計者としてさらにレベルアップできればと考えています。
Q&A
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東栄住宅に
入社した理由住まいづくりに対する考え方はもちろん、同業他社と比べて多棟現場を数多く手がけ、街並みに影響するスケールの大きな開発ができることにも魅力を感じました。また、面接で学生の私に対しても誠実に対応してくださり、温かい会社だと感じたことも理由の一つです。
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仕事と育児の
両立について上司や同僚の方々がサポートしてくださり、本当に感謝しています。産休明け復帰後は子供の体調不良のため保育園から毎日呼び出しがかかり、早退や遅刻、欠勤がつづいてしまいましたが、まわりの皆さんがたびたびフォローしてくださって乗り切ることができました。
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学生への
メッセージ早くから責任ある仕事を任され、最初は壁にぶつかることも多いのですが、それだけに達成感も大きいです。たくさんの住宅を手がけるので、自分の作品を街で見かける機会も多い。そこでお客様の暮らしを目の当たりにした時に、自分の仕事に本当に誇りが持てます。