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Chihiro Sato 佐藤 千尋 Chihiro Sato 佐藤 千尋
Chihiro Sato

Chapter 01

日本の住宅整備は、20世紀後半に量的な側面を中心として改善が進んだ一方、品質面に課題を残してきました。さらには今後の人口の減少、世帯構造の変化などから、「量」よりも「質」を重視した住宅が求められてくるようになっています。壊しては建てる「スクラップ&ビルド型」から、長く大切に住むことができる「ストック型」へ。そのマーケットの変化に、東栄住宅はいち早く応えてきました。その根底には、「人を幸せにする住まいづくりを通して、潤いのある暮らしと豊かな社会の発展に貢献する」という理念があります。

住宅とは「国民の生命と財産を守る」ものであり国民生活の基盤です。
そのためにはまず、大規模震災に耐えられる、資産として次の世代に継承できる、といった高い「品質・性能」を備え、それを手の届く価格で実現することが、住宅に求められる必要要件と考えています。

私たちは住まいの本質の一つである「品質・性能」を追求し、国の定めた客観的な評価基準である「住宅性能表示制度」、高い性能を必要とする「長期優良住宅制度」を全棟で標準仕様とすることで安心と安全を実現しています。もちろん、一朝一夕にできたわけではありません。お客様の住宅選びの基準とすべき「品質・性能」はどうあるべきか。お客様の声に耳を傾け、社内で何度も議論を重ね、制度に適合した住宅をつくるノウハウを培うために時間とコストをかけ、ようやく形にした私たちの考える最適解です。そしてそれはいま、多くのお客様にご評価をいただいています。

私たちは、お客様の生命と財産を守る住宅を提供するためにすべき努力は惜しまない。それが住宅供給者としての責務であり、あるべき姿勢だと考えています。

「住まいの本質とは何か」その問いに真摯に向き合いつづけた東栄住宅の住まいづくり。

Chapter 02

「人を幸せにする住まいづくり」を理念に掲げ、本質を追求した住まいを提供するために、私たちはさまざまな取り組みを行っています。その一つが自社一貫体制です。住宅は不動産と建築の多岐にわたる専門性を必要とする商品です。そこで私たちは土地の仕入はもちろん、造成、住宅の設計、施工、営業、成約後のアフターメンテナンスまで、そのすべてを自社で行っています。これはお客様に低廉かつ良質な住宅をより多くのお客様に提供するために、という想いから築き上げた体制ですが、これは東栄住宅で働く社員にとっても意味のあるものなのです。

というのも、住まいづくりに、ただ一つの解というものは存在しません。お客様によってまったく異なる暮らしをどこまで想像し、住まいとしてデザインできるかが重要です。自社一貫体制を敷く東栄住宅では、営業が直接お客様と接して受けとめた熱量を、前後の職種に余すことなく伝えていますので、あらゆる部門がお客様の「もっとこうだったらいいのにな」という住まいに求める本質を本気で追及し続けています。すべてのものづくりの基本である「お客様視点」。目の前の仕事だけではなく、その先にいらっしゃるお客様への視点が培える。自社一貫体制は、社員にとっては住宅のプロになる近道であり、自分自身を常に高みへと引き上げ、東栄住宅の理念の実現へと導く環境でもあるのです。

人を幸せにする住まいづくりという一つの想いを、自社一貫体制というワンチームでつなぎ、かたちにしていく。

Chapter 03

東栄住宅を選んでくださるお客様は、はじめて家を購入する若い世代が中心です。「本当に良い住まいを検討したら、東栄住宅が賢い選択だと思った」──イメージだけではなく品質やコストパフォーマンスを重視、宣伝文句を鵜呑みにせず、比較検証を自ら行い本質的な価値を重視する合理的思考。そんないまの時代の価値観を持った方々が中心です。

そういった方々をはじめ、これからのお客様となっていく「デジタルネイティブ世代」の方々は、物心ついた時から身近にスマートフォンがあり、情報感度も高く、トレンドはもちろん、暮らしのちょっとした不便にも敏感です。

そんなこれからの時代を生きる人々の「幸せな住まいづくり」を実現していくためには、皆さんのような柔軟な若い世代の想像力が必要になってきます。お客様の想いを汲み取り、これからはじまる幸せな暮らしについて、「こういう住まいが必要なのではないだろうか」と想像し、それらをかたちにして、お客様の評価をダイレクトに感じることができる。それが住宅事業ならではの醍醐味でもあります。

そして皆さんの個性や、若い世代ならではの発想を活かしてもらうために、若手が活躍できる機会をどんどんつくっていきます。熱意があれば若手でも挑戦できる環境は、私が入社した頃から感じてきた当社の良い社風です。
これからも住まいを通して、多くのお客様に幸せな暮らしを提供しつづける会社であるために、東栄住宅はさらに進化し、お客様のQOL(Quality of Life)向上をコア・バリューとした総合不動産住宅メーカーを目指していきます。加えて少子高齢化などの、今後日本の住宅業界が直面するさまざまな社会課題にも対応していくために、第2・第3の収益の柱となる事業の育成にも力を入れていきます。

また、すでにフィリピンにも進出を果たしたように、日本にとどまらず、グローバルな展開も視野に入れています。国内外に一人でも多くの東栄住宅ファン、いえ、「TOEI」ファンを増やし、人々の幸せを応援していきませんか。これからのTOEIを、ともにつくっていきましょう。

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